高さ40m。頂上に古い教会の遺跡を抱く巨大な岩柱は、「生命の柱」「聖十字架の象徴」として地元民から崇められ続けてきた。

20世紀中盤以降になって、ようやく研究者による調査が開始され、頂上の遺跡は9〜10世紀のもので、刻まれた碑文によると少なくとも13世紀までは存続していた事が分かった。

そんな歴史を持つこの岩柱は、Katskhis Sveti(Katskhisはスヴァン語で頂上)と呼ばれ、イメレティ地方にある。1995年から宗教活動が再開されて、重力に逆らう様にアンバランスな岩の上には、再建された小さな教会(St. Maximus the Confessor)がチョコンと建っている。

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頂上と下界を結ぶ唯一の道は、岩に埋め込まれた鉄の梯子。ちょっと前まで一般の訪問者にも開かれていたと言うから驚きだ。

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麓にも教会(St. Simeon Mesvet)が建っている。中の壁画は意外にも真新しかった。

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深緑の森の中に一つニョッキリと生えた岩柱は、とても不思議で神秘的なものを感じさせる。人々が崇めて、教会を建てたいと思った気持ちも、確かに納得だ。それにしても、一つ一つ手作業で修道院を建築した、昔の人の苦労には感嘆してしまう。

この後に別の角度からも眺めたのだが、今日は天気が今一だったので、それは後日に続く。

2015/07/15 Tally @ Kutaisi, Georgia

Katskhi Pillar, Georgia
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